国際ロマンス詐欺師の偽マッツ・ミケルセンとのDMを敢えて続けて見た話 その1

Blumenmondです。

以前投稿した「国際ロマンス詐欺師とのDMを続けてみた話」その1)インスタグラムで国際ロマンス詐欺師からのDMを敢えて続けて見た話 その2という話しがあったと思いますが今回はその新シリーズだと思ってください。

私がなぜインスタグラムの国際ロマンス詐欺師とのDMを敢えて続けて見たのかという理由は、DMの内容がグーグル検索に乗ってくれることで、同じようなDMを受け取った方がこれは怪しいと思ったときに、気づいていただくことができるようにという思いがあるからです。

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インスタグラムで国際ロマンス詐欺師からのDMを敢えて続けて見た話 その2

Blumenmondです。

前回のお話は下記のリンクから読めます。
インスタグラムで国際ロマンス詐欺師からのDMを敢えて続けて見た話 その1

R氏からの怒涛の自己紹介が続き、私はR氏用にメールアドレスを作りました。所謂捨てアドというものです。

R氏をインスタグラムでブロックし、その時にこの捨てアドをこちらに連絡してくれるように送りました。

スマートリプライがとても役に立つ

捨てアドにはGmailを選びました。
R氏にはほとんど返答を私からはしていませんが、正直なところR氏とのやり取りにGmailのスマートリプライ機能を使うと、より楽に国際ロマンス詐欺師という人たちが送ってくる文面を入手できそうだと思ったからです。
この思惑は見事に功を奏しました。

ロマンス詐欺師はとにかくメールを送ってくる
怒涛のような自己紹介のDMからGmailに切り替えた後もR氏からつぎつぎとメールが届きます。

一部を抜粋しておきます。見知らぬ外国人の方から、こういう内容が来た場合、それはロマンス詐欺だと疑った方がよいのではと思います。

Honey I just lost some of my men at the patrol yesterday at the patrol. Honey I was almost shot a bullet strch my leg.

(僕は昨日パトロール中に部下を失ったよ。僕も脚を撃たれかけたんだ)

軍人という設定なので撃たれたという話を出してきたのだと思いますが、そんな大事件が会ったときに見ず知らずの私にそんな重要なことを送ってくる悠長さはどこから出てくるのだろうとも思いました。

Bullet strach my leg.honey I don’t know what to do now. Dear my life is not safe anymore here I am so worried now.

(弾丸が僕の脚をかすめたんだ。どうしていいか分からない。僕の生命は安全ではないんだ)

イラクに常駐しているような軍事の専門家が全く見ず知らずの民間人にこういう話を打ち明けるというのはとても不自然です。

Dear please send me your WhatsApp number now okay, I miss you so much okay

(君が恋しいよ、whatsapp(欧米ではラインよりも主流のメッセージアプリです)のアカウントを送ってくれ)

個人情報を欲しいというのがありありとわかるメッセージですし、脚を弾丸がかすめた後にこの連絡はさらに不自然です。(返答はしませんでしたが以後もメールは途切れることなく来ました)

さらにR氏からはこんな連絡も来ました。

my weekly allowance is $15000 dollars,
my retirement benefit is $1.400000 dollars and its every 6 months.

(僕の給与は週当たり1万5千ドル(120万円)なんだ。退職後は6か月ごとに140万ドル(1億5千万円)支給されるよ)

いよいよロマンス詐欺師が本性を発揮してきたという感じがします。お金がたくさんあるという事を言いたいのでしょうが、金額があまりにも現実味がなく詐欺です、と言っているような物だと思いました。

ロマンス詐欺の布石というべきメールが届く

i have so much money in my bank account but due to the crisis here in iraq, the UN have put a restriction on every body in the country account, so i cannot access my account here.

(銀行口座には大金がある、だが国連がイラクの政情不安のためにすべての金融機関に制限を設けていて僕は自分の口座にここではアクセスすることもできないんだ)

i will buy a house and establish a business. i have great and good plans for the future.

(家を買って起業する。未来にはたくさん計画があるんだ)

イラクにいるという設定がここで生きてくるんだなと思いました。お金はある、しかしそのお金を引き出せないので、という言い訳がロマンス詐欺師の目線では成りたつということなのだと思います。

しかしここで衝撃の展開が…

とはいえ、理由はとても簡単で、GMailのスマートリプライでは会話の限界がやってきたということです。
私は労力ゼロ(スマートリプライの3択を任意で送るだけ)という前提でこのチャレンジをしていたので当然ロマンス詐欺師側から見たら「乗って来てほしい会話」にも「へえ、それ素敵ですね」程度の返答しか来ない状態だったのでこいつはカモにならないなと判断されてしまった、という事なのだろうと思います。

今でもここまで引用して紹介してきたようなメールは来ているので、そのずぶとさはさすがロマンス詐欺師というところではありますがロマンス詐欺師から引き出したかった決定的なメールというのはスマートリプライでは引き出せないということが検証できました。

私は占い師アカウントで全く既存の知り合いゼロからスタートするというかなり特殊な条件でSNSアカウントを開設したという経緯もあるのでこのようなケースが誰にでも起こるという事ではないかもしれません。
ですがこういう事が実際にあるのでここまでお送りしてきたようなDMには用心ぶかく対応しましょうというのが今回私がお伝えしたかったことです。

追伸ですがそうではないごく普通に関心を持って下さった方とのDMから私は思いがけない友人を作れたりと占い師としてのSNSを開設して楽しい経験もたくさん経験しています。ここは自己判断、自己責任というお話になってはしまいますが、ロマンス詐欺師のDMはあまりにも特徴的なのでどうかこれを読んでくださっている方の中でおや、とおもうようなDMをSNSで受信したとき、このブログの記事を思い出していただけると嬉しく思います。